ベントレー コンチネンタルスーパースポーツ解説

コンチネンタルスーパースポーツはベントレーが2009年から2017年まで販売していたクーペです。

ベントレーコンチネンタルGTをベースとして走行性能を引き上げたスポーツモデルで、2017年には710台限定で2代目が販売されました。710台のみの販売としたのは、エンジンの最大出力が710PSであったことに由来します。

エクステリアは、フロント、サイド、リアそれぞれに専用のエアロパーツを搭載。ボンネットもコンチネンタルGTとは異なるデザインとなっており、レーシーな雰囲気を纏います。ボディサイズは、全長4806mm、全幅1944mm、全高が1394mmです。

インテリアはシックさが強調されたデザインです。黒をベースに白と赤が随所に配されています。また、ダイヤモンドステッチ、ダイヤモンド柄パネルが装着されることで、上質感を醸し出します。アルカンターラやカーボンファイバーも多く使用され、最上級クーペとして申し分ない室内です。

エンジンは6リッターW12ツインターボを搭載。コンチネンタルスーパースポーツのためにターボチャージャーに改良が加えられており、最大出力は710PS、最大トルクは103.7kg-mを発揮。トランスミッションはZF製の8速ATです。さらに、エグゾースト・システムも見直され、排気の流れがよりスムーズになり、シフトダウン時にはライフルのような破裂音を響かせます。

現在、ベントレーコンチネンタルスーパースポーツは市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、ベントレーコンチネンタルスーパースポーツの物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。