アウディ TT RSプラスクーペ解説

TT RSプラスクーペはアウディが2013年から2015年まで販売していたスポーツクーペです。プレミアムコンパクトスポーツカーであるTT RSクーペを、さらにバージョンアップさせてTT RSプラスクーペとして誕生させました。

エクステリアは力強くダイナミックなスタイルが特徴。ハイグロスブラックダイヤモンドデザインのグリル、カーボンのアウターを使ったエクステリアミラー、リアディフューザーインサートとオーバル形状の大口径のスポーツエグゾーストなど専用デザインされたパーツが個性を主張します。ボディサイズは全長4200mm、全幅1840mm、全高1380mmとなっています。

インテリアは高級感と高い利便性を両立。シックで落ち着いた色で統一された作りは気品があふれています。専用ロゴの施されたシフトレバーは存在感を演出。さらにBluetoothおよびDSRC対応のSDナビゲーション、ETCを拡張した機能を持つDSRC、USBスロットやRCAインプットといった多彩な機能も充実しており、ストレスのない上質なドライブを満喫できます。

エンジンは最高出力360PS(265kW)/5500-6700rpm、最大トルク47.4kg・m(465Nm)/1650-5400rpmを発揮する2.5リッター直列5気筒TFSIガソリン直噴ターボエンジンを搭載。さらに7速Sトロニックトランスミッションとクワトロ・フルタイム4WDシステムが組み合わさり、どのような路面状況でも軽快に走破可能な性能を実現しています。

現在のアウディのTT RSプラスクーペの中古車価格は、平均で約399万円です（2020年5月調べ）。おしゃれでファンの多いクーペなので、車体の状態に満足できれば早期購入を検討しても良いでしょう。