アウディ A6オールロードクワトロ解説

A6オールロードクワトロはアウディが2006年から2019年まで販売していたステーションワゴンにSUVテイストを融合させたモデルです。

A6の車高を上げてSUV的キャラクターを加味したモデルで、ステーションワゴンのフォルムでありながらクロスオーバー車のカテゴリ最高峰に位置しています。

ベース車はA6ですが、外観は大きく異なります。コントラストカラーで仕立てられた専用バンパーやフェンダーアーチ、ステンレス製のマッドアンダーガードなどで、パワフルで躍動感を感じさせるSUVの雰囲気になっています。ボディサイズはA6よりも全幅が25ｍｍ、全高が5ｍｍ拡張され、全高4940ｍｍ、全幅1900ｍｍ、全高1500ｍｍとなっています。

A6オールロードクワトロには協力な装備「アダプティブエアサスペンション」が搭載されています。路面状況などの走行中の状況に合わせて車高を自由自在に調整できるシステムで、オフロード状況で最高45ｍｍ車高を高くすることが可能です。また、高速走行時には反対に車高を下げて安定した走りを得ることもできます。

インテリアには自然の風合いを残した仕上げが特徴的な「ファイングレインアッシュナチュラルブラウン」のウッドパネルが標準装備されます。アダプティブエアサスペンションによる快適な乗り心地の良さと相まって、快適な室内空間を実現しています。

A6オールロードクワトロに搭載されるエンジンは、3リッタースーパーチャージャー付きV6直噴エンジンです。トランスミッションは7速Sトロニックが搭載され、非対称ダイナミックトルク配分を、アウディならではの四輪駆動システム「クワトロ」を介して前後のタイヤを駆動させます。

現在のA6オールロードクワトロの中古車市場での平均価格は、約309.3万円となっています。(2020年6月調べ)A6オールロードクワトロは国内では限定販売だったこともあり中古車市場に出回る個体数が少ないです。状態のA6オールロードクワトロをお探しの方は早めのチェックをおすすめします。