アストンマーティン DB9ヴォランテ解説

DB9ヴォランテはアストンマーティンが2004年から2016年まで販売していた高級オープンクーペです。アストンマーティン・DB7の後継モデルにあたり、クーペボディの「DB9」と同時に設計・開発が行われました。

超高剛性アルミボディを持った、使い勝手のよいコンバーチブルボディの高級車です。ルーフの開閉にかかわらず美しいスタイリングを持つため、どの角度から見ても美しく完璧なプロポーションです。繊細で無駄の無いボディパネルは全て手作業によって生産されました。手作業の証はパネルの貼り合わせで作られていないヘッドランプ周りなどに表れています。

ボディサイズは全長4710ｍｍ、全幅1875ｍｍ、全高1280です。

インテリア配置は、フロントミッドシップに搭載されたエンジンの存在を感じさせないほどゆとりのある全席スペースを確保しています。一方で後席はトランスアクスルの影響で中央部が大きく膨らむ形となっています。

DB9はトランスミッションとリアデファレンシャルを一体化させた「トランスアクスル」方式を採用。車両全重量の85％の荷重がホイールベース上にかかっています。これにより適切な前後重量配分をもたらし、搭載される5.9リッターV型12気筒DOHCエンジンの出力を存分に活かしながら自由自在にDB9ヴォランテを操ることが可能です。

現在のDB9ヴォランテの中古車市場での平均価格は、約626.9万円となっています。(2020年6月調べ)現在DB9ヴォランテは中古車市場に出回ることが非常に少ない状況です。DB9ヴォランテをお探しの方は早めのチェックをおすすめします。