リッター約58km走る! ヤマハ新「ビノーラ」発表! 斬新「丸目2灯の“カエル顔”」&パステルカラーがカワイイ! 台湾のレトロモダンな「125ccスクーター」登場!
ヤマハの個性派スクーター「Vinoora(ビノーラ)」の2025年モデルが台湾で発表されました。このモデルは特徴的なデザインで日本国内からも導入を望む声が多いと言います。一体どのようなバイクなのでしょうか。
カエル顔の個性派スクーター「ビノーラ」に新色登場
ヤマハの台湾法人は2025年4月7日、125ccクラスのスクーター「Vinoora(以下、ビノーラ)」の2025年モデルを発表しました。
一体どのようなスクーターなのでしょうか。

ビノーラは、台湾市場向けモデルとして2020年に初登場、レトロとモダンを融合させた個性的なデザインを特徴としています。
2025年モデルでは、カラーチェンジに加え、フロント収納の拡大など、利便性や快適性の向上が図られています。さらに、グレードを「ビノーラ スタンダード」「ビノーラ スマートキー」「ビノーラ M」に拡大し、選択の幅を広げています。
外観デザインは、丸型2灯のデュアルLEDヘッドライトが特徴的で、シンプルでなだらかな丸みを帯びたボディライン組み合わさり、どこかカエルやキャラクターのようにも見え愛嬌あるデザインに仕上げられています。
2025年モデルでは、グレードによってボディのデザインに変化が加えられています。スタンダードはツヤありボディにデカール、スマートキーはマットな質感ボディにパステルカラー、Mはツヤありボディにメッキ加飾がそれぞれ採用されています。
ハンドル周りには、視認性がいい丸形デジタルメーターやUSB Type-C対応のQC 3.0急速充電ポートが装備され、スマートフォンなどのデバイスを迅速に充電できます。
また、スマートキーモデルにはスマートキーシステムが採用され、キーを取り出すことなくエンジンの始動やシートの開閉が可能です。さらに、自動で持ち上がるシートや、天然素材を配合した内装素材など、細部にまでこだわった装備が充実しています。
足回りでは、745mmの低シート高と94kgの軽量ボディを維持しており、小柄なライダーでも安心して足を地面につけることができます。サスペンションは前後ともに快適性を重視した設計で、都市部の走行に適した乗り心地を実現します。
パワーユニットには、125cc空冷4ストローク単気筒2バルブの「ブルーコア」エンジンを搭載し、スマートジェネレーターを組み合わせます。これにより、スムーズな加速と優れた燃費性能を両立しています。
燃費は試験値で57.7km/Lを実現し、燃料タンク容量は4Lと、通勤や買い物などの日常使いに適しています。
機能面では、前方の収納スペースが拡大され、700mlのペットボトルも楽に収納できます。また、シート下の収納スペースも広く、ヘルメットや荷物の収納に便利です。さらに、LEDヘッドライトやテールランプなど、視認性と安全性を高める装備も充実しています。
カラーバリエーションは、スタンダードが3色、スマートキーが2色、Mが1色です。
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ビノーラは、その見た目から日本国内でも導入を求める声が多いスクーターですが、現状は日本での正式取り扱いは現状ありません。国内の一部バイク販売店などが並行輸入という形で取り扱っているケースもあるようです。
忍者ハットリくんを連想したのは私だけでしょうか??